[No.104] サプライズ(Surprise) <70点>



キャッチコピー:unknown

 驚きは知ることのはじまりである。

三文あらすじ:バスタブで倒れている男。驚き(Surprise)ながら、それを見つめる女。コージーなバスルームで一体何が起こったのか・・・

<本編(1分34秒)>



~*~*~*~

 
 非常に短く、しかもワンシーンのみというショートフィルム。まさにアイデア1本勝負という、監督の才能がキラリと光る中々の良作である。

 このストーリーを時系列通り並べると次のようになるだろうか。シャワーを浴びた男が鏡の前に立つと、湯気で”Surprise”の文字が浮かび上がっている。おそらく今日はこの男の誕生日なのだろう。とりあえずその文字をタオルで拭き取り、髭を剃ろうとする男。そのとき、おそらくシェービング・クリームを床に落としてしまう。男がかがんでそれを取ろうとしたその瞬間、”Surprise!!”と勢いよくバスルームに飛び込んでくる男の恋人ないしは妻。突如解放された扉は目の前でかがむ男を直撃、バランスを崩しバスタブ横のガラスに突っ込んむ男と驚きのあまりバースデーケーキを取り落とす女。エッチな下着とエッチなガーターベルト、そしてM心くすぐるピンヒールを身に纏った彼女は、さしずめ”私がバースデープレゼントよ♪”とでも宣って”バスルーム・イチャイチャ”になだれ込む算段であったのだろう。

 さて、本作から学ぶべき”教訓”は、一体何だろうか。この悲劇的な誕生日に関して、誰かを非難することは出来ない。女の思慮浅さか、男の不注意か。はたまたバスルームの構造上の問題か。逆に全員が悪かったということは言えるかもしれないが、つまるところ”タイミングが悪かった”だけ。人生には、恋愛には、そういうことだってあるものだ。

 という訳で、筆者が本作から得た”教訓”は”後先を考えるな。今合わなければ止めておけ。”である。少し飛躍している気もするが、今日ダメなことの大半は明日やってもダメ。たとえそれが誕生日であっても、その次の日であってもだ。なお、これは別に特定の第三者にだけ向けて言っているのではない。筆者も最近、少し思うところがある。まぁ、とにかく、6月生まれの皆さん、HAPPY BIRTHDAY♪

点数:70/100点
 なんだか極めて主観的なことばかり書いてしまったが、やはり本作のアイデアは非常に素晴らしい。なんのことはないありがちな”事故”が、フィルムを逆回しにするだけであたかも『メメント』のような一種の”サスペンス”へと昇華されている。大切な人の誕生日にサプライズ演出を考えている人は、是非細心の注意で臨んでいただきたい。

(鑑賞日[初]:2012.6.21)

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