[No.125] テーブル7(Table 7) <62点>

table7

キャッチコピー:unknown

 いぶし銀なキューピッドが、7番テーブルに舞い降りた。

三文あらすじ:とあるレストラン。7番テーブルに座るカップルは、なにやら険悪なムード。そんな彼らの会話は、全てある男によってモニタリングされていた・・・

<本編(4分22秒)>



~*~*~*~

 
 レストランのテーブルを舞台に、小さな”愛”を描き出す。そんなショートフィルムを2本続けて。まずは、7番テーブル。

 字幕は無いものの、分かりやすいストーリー展開なのでおおよその流れは把握出来るだろう。要は、レストランの各テーブルは全て盗聴されていて、その内容を元にエージェントがそれぞれの客に最も適した文章を作成、デザートのフォーチュンクッキーとして提供される、という構成。本作でフィーチャーされている7番テーブルのカップルも、すわ破局か、という寸前でフォーチュンクッキーに救われる。

 本作で注目してもらいたいのは、やはり客の会話を盗聴するエージェントだ。黒髪短髪、メガネを着用しスーツに身を包む。タバコをくゆらしつつも仕事に対する姿勢は非常に真剣、そんな中国人が”愛のキューピッド”なのである。
 破局間際のカップルにベストなタイミングでベストな台詞を提供する。しかも、デザートのフォーチュンクッキーにさりげなく忍ばせて・・・。という極めてオシャレな役割とは裏腹に、彼らの仕事風景は至って泥臭い。完全に疲れたアジア人のサラリーマンである。

 しかし、そこが良い。得てしてカップルが破局する原因なんてものは、互いの見栄の張り合いだったりする。小洒落たレストランでいくら話し合ったところで、人間の本心はもっと泥臭く、醜いものだ。しかし、カップルはそれに気付かない。理想の彼氏、理想の彼女。理想理想のデリカシーで雁字搦めにされた彼らを救うべく、短髪メガネのキューピッドは、今日も泥臭い役目を引き受けているのである。なんという職人魂

 7番テーブルに座れなかったために別れていった恋人たちが、世界には一体何組いるだろうか。もちろん、筆者とて例外ではない。

点数:62/100点
 傷心のあなたに捧げる、ちょっとキュートなショートフィルム。今からでも遅くはない。短髪メガネのキューピッドは、きっとあなたの心の中にも居るはずだ。

(鑑賞日[初]:2012.8.26)

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