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2012

[No.13] インデペンデンス・デイ(Independence Day) <92点>

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Independence Day



キャッチコピー:
『JULY 2ND THEY ARRIVE.
 JULY 3RD THEY ATTACK.
 JULY 4TH IS THE DAY WE FIGHT BACK.』

 全ての“漢”たちよ、今こそ立ち上がれ!

三文あらすじ:直径24kmにも及ぶ円盤型UFOがニューヨーク、ロサンゼルス、ワシントンD.C.をはじめ、世界の主要都市上空に突如出現。米政府が対話を試みようとするも虚しく、彼らは地球に攻撃を開始する。天才エンジニアでありながらケーブルテレビ局に勤めるデイヴィッド・レヴィンソン(ジェフ・ゴールドブラム)、米大統領トーマス・ホイットモア(ビル・プルマン)、米海兵隊飛行中隊隊長スティーブン・ヒラー(ウィル・スミス)、そして、かつて宇宙人に誘拐されたと言い張る飲んだくれ親父ラッセル・ケイス(ランディ・クエイド)らの物語は、人類が反撃に転じるアメリカ独立記念日(Independence Day)へと収束していく・・・

 
~*~*~*~

 
 1996年公開のSF超大作『インデペンデンス・デイ』は、よく“ただのアメリカ万歳映画だ”と揶揄される。別にアメリカ万歳でもいいじゃないか。ハリウッド映画なんだから。黙って大統領の演説を聞け。

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 本作は、あらすじで紹介するだけでもたくさんの人物が登場する。そして、彼らに加えその家族のストーリーをも絡めながら、別々にエイリアンの襲撃を受けた男たち、いやさ、“漢”たちが、独立記念日までの3日間で共に反撃を開始するまでの過程が描かれる。これだけの脚本をよくまとめ上げたものだ。ディーン・デヴリンローランド・エメリッヒは本当によくやったと思う。

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 余談だが、この2人は、本作の次に『GODZILLA』でもコンビを組んでいるのだが、同作はめちゃくちゃに批判された。おもしろかったけどなぁ。日本でも”あんなんゴジラじゃない!”というゴジラファンからのバッシングが激しかったそうだが、何回でも言うぞ。いいじゃないか。ハリウッド映画なんだから。

 ちなみに、『ゴジラ』は“再リメイク”されるそうで、その監督が当ブログでも紹介した『モンスターズ/地球外生命体』の監督ギャレス・エドワーズである。

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 さて、登場人物盛りだくさん、アクションシーン盛りだくさん、感動する見せ場盛りだくさんで、まさに“ハリウッド超大作”という言葉がピッタリの本作。お気に入りのシーンを挙げ出すとキリがないので、今回は特に筆者の琴線をブルブル震わせた大統領の演説シーンを下記してみようと思う。

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 人類が反撃に転じる7月4日独立記念日の未明、民間人も混じった寄せ集めの戦闘機乗りたちの心を米大統領が鼓舞するシーン。少し長いが、思い出したらテンションが上がってきたので全文を引用しよう。

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 おはよう…キーン(ハウリング)…おはよう。後1時間もすれば、諸君は世界中の同志と共に、人類の歴史上最大の空中戦を戦うことになる。…今“人類”と言ったが、この言葉は今日から新しい意味を持つ。些細な違いにはもはや構ってはいられない。人類は、共通の目的のために結ばれる。くしくも今日が7月4日というのもなにかの縁だ。諸君らは、再び自由のために戦う。圧制や弾圧から逃れるためではなく…

 “生存”を賭けて。

 人類が地球上に存在する権利を守るために。今日我々が勝利すれば、7月4日はもはや単なるアメリカの祝日ではなく、人類が確固たる意志を示した日として歴史に刻まれることになるだろう。

 我々は戦わずして滅びはしない!
 我々は勝利し、生存し続ける!


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 今日こそは!
 我々人類の!
 独立記念日なのだ!!



 書きながら涙がこみ上げるのを禁じ得ない。
 ちなみに、原文は以下の通り。

Good morning. In less than an hour, aircraft from here will join others from around the world. And you will be launching the largest aerial battle in this history of mankind. Mankind ― that word should have new meaning for all of us today. We can't be consumed by our petty differences anymore. We will be united in our common interests. Perhaps its fate that today is the 4th of July, and you will once again be fighting for our freedom, not from tyranny, oppression, or persecution…

but from annihilation.

We're fighting for our right to live, to exist.And should we win the day, the 4th of July will no longer be known as an American holiday, but as the day when the world declared in one voice.

We will not go quietly into the night!
We will not vanish without a fight!
We're going to live on!
We're going to survive!


Today!
We celebrate!
Our “Independence Day”!



 筆者は、映画を観る際、普段ならだんぜん字幕での鑑賞を好む質なのだが、本作に関しては子供のころから洋画劇場で観ていたせいか、吹き替えの印象が強い。ところが、ネットの評価を見ると、特に演説の最後で原文ママの”Independence Day”を言って欲しいという理由で、吹き替え版は嫌われているようである。それは分かる。よく分かる。これが違う映画だったのなら、筆者も同じように吹き替え版に憤ることだろう。しかし、本作だけはやはり、

 「今日こそは!我々人類の!独立記念日なのだ!!」テーテテーテーテーテテテーテー

 こうなんだよなぁ。

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 間髪を入れず絶妙のタイミングで挿入されるデヴィッド・アーノルドの名スコアも、本当に雄々しさの塊だ。うおー!!気分はもう人類を代表し侵略者との死闘に臨む一戦闘機乗りである。そう、演説に心打たれ、あまりにも真剣な面持ちで敬礼の手を振り抜いた彼のように。この人のモノマネが中学のときめっちゃ流行ったんだよ。

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 我々がホイットモア大統領に惚れ込むべき台詞はまだ続く。演説を終えた大統領は満足げに壇上を後にし、戦闘機に乗り込もうとする。元戦闘機パイロットとはいえ、大統領自ら出撃し、もしものことがあっては大変だ。大統領の腹心の部下であるウィリアム・グレイ将軍が尋ねる。「大統領、何をなさるおつもりで?」大統領の答えがコレだ。

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これでも戦闘機乗りだ。
(I'm a combat pilot, Will.)

― 空へ帰るのさ。
(I Belong In The Air.)


 うおー!イーグル・ワン!フォックス・ツー!!

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点数:92/100点
 今回はなんだか大人げない映画紹介となってしまったが、本作は、良く言えば無垢な少年の心を忘れない、悪く言えばガキっぽい、そんな”大人げない大人”にこそ観て欲しい一本である。筆者のように、悲しいシーンよりは熱く血がたぎるようなシーンで涙する、というタイプの人には絶対にオススメだ。ただ、鑑賞の際には大量のティッシュが必要になることは覚悟しておいたほうがいい。そして、できれば葉巻を用意しておくことを強くオススメする。

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(鑑賞日:A long time ago...)










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Tag:魂のバイブル エイリアン侵略系SF 涙腺爆発

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