[No.154] フィースト3/最終決戦(Feast 3:The Happy Finish) <30点>



予告編 - not available

キャッチコピー - unknown

 愚か者たちの宴、終演。

三文あらすじ:凶暴なモンスターの襲撃により、テキサスの街は今や壊滅状態となっていた。わずかに生き残った者たちは脱出を試みるも、モンスターに取り囲まれて絶体絶命のピンチに陥る。そこへ現れた一人の男(ジョシュ・ブルー)がモンスターを一掃し、生存者たちを脱出へ導くと言いだすのだが・・・


~*~*~*~

 
 前作に引き続き、エログロ悪趣味スプラッターモンスターパニック映画の本作。1作目の完成度はどこへやら。すっかりただの”トンデモ映画”に成り下がってしまった。

 とはいえ、本作では、冒頭の”寿命を表示する人物紹介”が復活していたり、ノリ、テンションとも1作目に立ち返っているように見える。少なくとも、前半は。後半は、案の定ぶっ飛びまくった”クソ映画”。まぁ、本作にとってはある意味褒め言葉である。

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 しかしながら、ちょっとおふざけが過ぎるところが頂けない。ジャン・クロード・セガールというカンフー使いはまだおもしろかったが、下水道内での照明を点滅させる演出はクソ。あんなもんは演出でも何でもない。何が起こっているかほとんど分からないし、その上長い。

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 極めつけは、エンドロールに施された趣向。オチとして、いきなり巨大ロボットが現れ、生存者を踏みつぶしてしまう、というのはまだいい。意表を突いたおバカなノリとして納得出来る範疇であるし、本シリーズのモンスターが実は宇宙からの侵略者であったのかも?という合理的な想像を膨らますことも出来る。問題はその後。突然メキシカンなシンガーが登場し、本シリーズのあらすじを曲に乗せて歌い出すのである。

happyfinish3.jpg


 これはあまりにもおふざけが過ぎるし、歌の後、手で画面を覆っていくという暗転の仕方は、完全に観客に甘え、ナメているとしか思えない陳腐さ。こんなもんは、すでに”映画”ではない。

 まぁ、これはこれで2作目以降のノリをしっかり完結させたと言えなくはないのかもしれないし、ある意味で”名作”と言っていいのかもしれないが、せめて”映画”という枠組みに対しては、最後まで真摯であってほしかった。

点数:30/100点
 なんだか、時間を無駄にしてしまったという後悔と、でももしかしたらスゴイものを観てしまったのでは?!という興奮が混在する、不思議な読後感。でもやっぱり”おもしろかった”などとは口が裂けても言えない、極めて悪趣味な駄作である。

(鑑賞日[初]:2012.10.9)

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