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2012

[No.166] モンスター・ロール(Monster Roll) <82点>

Monster Roll

キャッチコピー:『THE SEA IS RISING.

 立ち上がる、大和の“寿司職人<ヒーロー>”たち。

三文あらすじ:アメリカのとある寿司屋。寿司を食す際のアメリカ人の無礼さに寿司職人の男は今日も憤っていた。そんなとき、突然、流し台の排水溝から巨大なタコの足が出現し、店内はパニックに陥る・・・

<本編(6分11秒)>



~*~*~*~

 
 本作は、前回紹介した『アローヘッド:シグナル』同様、長編映画化のための宣伝作品。それ故、巨大モンスターと寿司職人との死闘がしっかり描かれることはなく、ラストは予告編風の締め方になっている。ここが少し残念だが、是非とも長編化を希望したい絶妙な作りとも言える。

 まず素晴らしいのは、寿司職人と怪獣を戦わせようというその発想。なんともバカバカしい・・・。これは余談だが、アメリカには“怪獣文化”というものが基本的には存在しない。合理的思考力に長けた彼らには、リアルな理屈なく突如出現するオリジナル怪獣は、中々受け入れがたいのである。よって、アメリカに存在する巨大怪獣は、だいたい巨大ゴリラとか巨大イグアナとか、既存の生物が巨大化したパターンである。そんなアメリカ的モンスター像は、意外にも寿司職人と絶妙にマッチ。なぜなら、彼らが戦うのは、寿司ネタとなる魚介類であり、これは紛れもなく既存の生物の巨大化だからである。なんという着眼点、なんという和洋折衷。ヘリと飛行機のマッチングは日米間に亀裂を生むこととなったが、寿司職人と巨大モンスターの取り合わせは、両国友好への架け橋となるに違いない。

 主人公の寿司職人もグッド。『アローヘッド~』とは違い、本作の作風にきちんと合致したいぶし銀な男、いや、。対する店の店主は、すっかり大和魂を失ったヘコヘコ中年だが、このキャラもまた良い。長編化の際は、是非サニー千葉こと千葉真一に、『キル・ビル』の服部半蔵とはまた違った寿司職人として演じてもらいたいものである。それにこのバカバカしい作風。長編化の際には、きっと我らがサミュエル・L・ジャクソンも重要な役で出演すると思われるので、乞うご期待である。

点数:82/100点
 もう他に言うことはない。本当にただただバカバカしく、本当に素晴らしい傑作ショートフィルム。バカ映画好き、怪獣映画好きの人は、是非とも舌鼓を打って頂きたい。

(鑑賞日[初]:2012.10.31)






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Tag:男には自分の世界がある バカ映画

2 Comments

名無しさん(笑)@nw2  

この映画もっと観たいです

2012/12/09 (Sun) 20:06 | EDIT | REPLY |   

Mr.Alan Smithee  

Re:

ですね。早く長編化してほしいです♪

2012/12/14 (Fri) 12:23 | EDIT | REPLY |   

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