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11
2013

[No.198] 紙ひこうき(Paperman) <82点>



キャッチコピー:unknown

 勇気を翼に込めて。

三文あらすじ:憂鬱な日常を送るサラリーマンの男は、ある日、駅で1人の女性に出会う。すぐに立ち去ってしまった彼女に思いを馳せながら、いつも通り書類が山積みにされた自身のデスクに着いた男は、向かいのビルの一室に当の彼女を発見。彼は、どうにか気付いてもらおうと書類を紙飛行機にして飛ばし始める・・・

<本編(6分33秒)>



~*~*~*~

 
 天下のディズニープレゼンツ、つまらない日常に希望の風を送り込む良作白黒ショートフィルム。

 おおまかな流れとしては、当ブログでも以前紹介した『サイン(Signs)』という恋愛ショートフィルムを彷彿とさせる。やる気の無いサラリーマン、突然の出会い、近くて遠い両者の距離、振り絞る勇気を1枚の紙切れに込めた男性目線の小さなファンタジー。老若男女、古今東西を飛び越えて、誰もが共感し楽しむことが出来る素晴らしいテーマである。

 特に本作においては、ディズニーならではのヌルヌルアニメーションも楽しみの1つ。男の落胆、彼女の笑顔、電車の乗降から歩道の歩行に至るまで、登場するキャラクターの一挙手一投足が非常に表情豊か。

 ラストの展開については、正直もっと違う、例えば口紅のついた紙飛行機が彼女を導き、最後に折った紙飛行機が男を導く、といったもののほうがよりスマートで良かったようにも思う。しかし、それはやはり過度なファンタジーやミュージカルを嫌う筆者の独断的な感想であって、本作をディズニー作品として観るならば、今まで折ってきた紙飛行機の群がワサワサと男を連れて町を行進するというクライマックスは必須。また、男が折ってきた紙飛行機が1機も無駄にならないという本作の構成は、小さな努力の全てが一切の無駄なく見事に連関し小さな恋を実らせるという素晴らしいテーマも含んでいる。

 個人的な話ではあるが、筆者はつい先日南国の楽園沖縄に行ってきた。そこで関西地方在住の女性と遠距離恋愛を育む友人に会ってきたのである。2人の、あたかもウージの森に咲く電照菊のように小さな恋のうたも、希望の風に乗った翼が繋いでいる。本作、そして今回の沖縄旅行では、そんな教科書に書いてある事だけじゃ分からない、大切な物を学んだ気がする。

点数:82/100点
 バレンタインデー直前に極めてピュアですこぶるステキなラブ・ファンタジーを。が、しかし!残念ながら、今年のバレンタインは恋人たちの日では決してない。そう、倒れても倒れても不屈の精神で起き上がり、悪態をつきながら世界を救う我らのヒーロー、飛行機嫌いのカウボーイ、ジョン・マクレーンのおそらく最後の雄姿をその目に焼き付ける記念すべき日に他ならない。

(鑑賞日[初]:2013.2.2)

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Tag:ディズニー 心が温まる話

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