--
--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
14
2013

[No.221] ゾンビ・ストリッパーズ(Zombie Strippers) <88点>

CATEGORYゾンビ




キャッチコピー:『もう、我慢できない。』

 人は女に生まれない。女になるのだ。
  - シモーヌ・ド・ボーヴォワール

 ときに、その命尽きてから。
  - Mr. Alan Smithee

三文あらすじ:度重なる戦闘により戦力不足に陥っていたアメリカ軍は、死者を蘇らせるウイルスを開発し、兵士を再利用しようと画策するが、ウイルスによって生み出された大量の生ける屍が研究所を占拠、特殊部隊によって掃討されるも、感染した一人の隊員が脱走し、イアン(ロバート・イングランド)という男が違法に経営するストリップクラブ“ライノス”に逃げ込む。ゾンビと化した兵士は、一番人気のストリッパー“キャット”(ジェナ・ジェイムソン)を襲い殺すが、同じくゾンビとして息を吹き返した彼女のパフォーマンスが大ウケ。喝采を欲する他のストリッパーたちも次々とゾンビ・ストリッパー(Zombie Strippers)になっていき、阿鼻叫喚の中、死のストリップショーが幕を開ける・・・


~*~*~*~


 筆者は、以前『ストリッパーvsゾンビ』(原題:Zombies!Zombies!Zombies!)というどうしようもないC級映画を鑑賞してしまった訳であるが、それはうっかり間違いであって、本当に鑑賞したかったのが本作『ゾンビ・ストリッパーズ』である。

zs1.jpg


 傑作ホラームービー『エルム街の悪夢』シリーズで超有名キャラクター“フレディ”を長年に亘って演じたロバート・イングランド“ポルノの女王”として名高いポルノ女優ジェナ・ジェイムソンが共演し、本国アメリカでは話題になった作品。また、思いの外高い作品の完成度から、アメリカだけでなく、日本のB級ゾンビ映画ファンの間でも密かに話題となった作品である。

zs2.jpg


 まず、ストリッパーをゾンビにするという発想がバカバカしくも素晴らしい。毎年毎年、数多の作品が世に送り出され、無数のバリエーションが存在するゾンビ映画界においては、今や“今度はゾンビと何をくっつけるか”という発想勝負な部分が否めない。

 ホラーにおいて“エロ”は必須の要素であるが、こと“ゾンビもの”に関しては、“エロ”がしっかりと主軸として盛り込まれることは少ない。それは、ゾンビが有する腐った体のイメージからか、それとも接触感染という伝達経路の印象からかは分からないが、とにかく“ゾンビもの”における“エロ描写”というのは、あまり見受けられないのである。

 ところが、本作においては、ストリップ劇場という場所柄、おっぱいがいっぱい出てくる。これは、ホラー映画ファンにとって、ことに筆者を含めたB級映画を愛する“バカなおっさんたち”にとって、この上ないサービスであろう。

zs3.jpg


 また、舞台設定はバカバカしくとも、本作は脚本が極めて秀逸な作品である。登場人物の主張はどれも非常に主観的であるものの、その全てが常に合理的理性的。すなわち、それぞれの立場の人物が、彼ら自身の立場に沿った、一貫して筋の通った見解を述べるのである。

 そして、血みどろ阿鼻叫喚のストリップクラブで、本作は、女の嫉妬にスポットライトを当てる。これまでのゾンビ映画と比較して、登場人物がゾンビになりたがる、という点が斬新だ。ゾンビに噛まれ、それを仲間に口外できず一人悩み葛藤するという登場人物は過去に何人もいたが、本作の登場人物は“ゾンビへの恐怖と憧れ”との間で葛藤する。

zs4.jpg


 死して醜い姿になろうとも、舞台の上での拍手喝采を、人々からの賞賛を得たいという女心。監督のジェイ・リーは、「暴力的な社会体制を盲目的に受け入れることの是非」こそが本作のテーマであると述べているらしいが、我々男性観客が本作から学ぶべき本当のテーマは「女性の功名心はゾンビより恐ろしい」ということであろう。

zs5.jpg


 本作でダメなのは、やはり冒頭と終盤に登場する特殊部隊の活躍である。本作は、押しも押されぬB級映画でありながら、その実、ストリップ劇場内のシークエンスに安っぽさを微塵も感じない。これは、演出や描き方による妙であり、監督の素晴らしい技量の証明であろう。しかし、本作で唯一まともにゾンビとやり合える特殊部隊員たちが、もうどうしようもなく安っぽいのである。

zs6.jpg


 メンバーたちのキャスティングがまず安く、その誰もが到底特殊部隊員とは思えない“若造”ばかり。当然演技もちゃっちい訳だし、使う武器もめちゃくちゃショボい。まぁ、B級映画としては、このような安っぽい描写があったほうがむしろ良いのだが、本題部分の完成度が異様に高いだけに、もし彼らにもっと適した配役を用意し、その活躍をもっとそれっぽく描いていたなら、本作は『ゾンビ・ランド』的なメジャー作品として世間に受け入れられていたのではないだろうか。

 いや、でもそうするとおっぱいの露出を無くさなければならなくなる。こういうのを“あちらを立てれば、こちらが勃たず。”と言うのである。

点数:88/100点
 バカバカしい枠組みの中で、非常にしっかりしたコンセプトが伝わる掘り出し物の傑作ゾンビ映画。終盤、ゾンビ化した2大ストリッパーによるドラゴンボールさながらのアクションも見物であるし、ピンポン球やビリヤードボールを陰部に詰め、発射するという極めてくだらなくどうしようもない程卑猥な攻撃方法に、男性観客は“スタンディングオベーション”で応えることだろう。他方で、家族や恋人、あるいは耐性のない友人に本作を勧めた日には、あまりのヒンシュクから“アナがあったら入りたい”という気持ちになってしまうこと請け合い。本作がメジャー作品となる上では、やはりこういったところが“タマにキズ”なのである。

(鑑賞日[初]:2013.5.10)














ゾンビ・ストリッパーズ 無修正版 コレクターズ・エディション [DVD]

新品価格
¥900から
(2013/5/14 14:00時点)


ゾンビ・ストリッパーズ -無修正版- [Blu-ray]

新品価格
¥1,487から
(2013/5/14 14:00時点)


エルム街の悪夢 コレクターズ・ボックス(4枚組)【初回限定生産】 [Blu-ray]

新品価格
¥6,580から
(2013/5/14 14:01時点)


ジェナ・ジェイムソンのアメリカン・セックス・スター 8 [DVD]

新品価格
¥1,800から
(2013/5/14 14:02時点)


卓球ボール100P オレンジ

新品価格
¥1,980から
(2013/5/14 14:03時点)


ビリヤードゲーム練習用ボール◆ビリヤードゲームの練習用品 6点ポイントあり 5.72cm型のボール 並行輸入品

新品価格
¥750から
(2013/5/14 14:04時点)



関連記事
スポンサーサイト

Tag:バカ映画 これが女の生きる道 グロ注意

0 Comments

Leave a comment

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。