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12
2014

[No.303] マチェーテ・キルズ(Machete Kills) <62点>

CATEGORYアクション
machete kills



キャッチコピー:『常識やぶりの!!! アクションエンタテイメント』

 地球はもう守り尽くした!
 ガチンコヒーロー、遂に宇宙<そら>へ!

三文あらすじ:アメリカ大統領(カルロス・エステベス<チャーリー・シーン>)から、メキシコの極悪人メンデス(デミアン・ビチル)の始末を依頼された元捜査官マチェーテ(ダニー・トレホ)。しかし、ミサイル発射装置と連動した心臓を持つメンデスを殺せば、ワシントンが壊滅してしまう。解除できるのは、世界一の武器商人として悪名を轟かせているヴォズ(メル・ギブソン)のみだが、彼もまた世界滅亡の恐ろしいシナリオを描いていた・・・


~*~*~*~

 
 監督ロバート・ロドリゲス、主演ダニー・トレホという一部の映画ファンにはたまらない夢のタッグが好評だった前作『マチェーテ』。ストーリーもすごく良くて、あくまでもバカ映画なのだが、切ないところもあり、格好いいところもありで大変楽しめる作品だった。

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 その続編にあたる本作だが、一言で言ってこれはやり過ぎ。本編が始まる前に流れる『スターウォーズ』風の予告編がまさか本当の予告編だったとは…。もっとも、筆者的には、『スターウォーズ』というよりもどちらかと言うと『ムーンレイカー』に例えるのが、本作のより適確な形容ではないかと思う。

 本シリーズは、すごく007に似た物語だ。なんでもできる最強の男が、巨悪を打倒するため、道中で出会う美女を手当たり次第に抱きまくりながら、七転八倒の大活躍を繰り広げる。「最強の男が、巨悪を打倒」までなら『沈黙』シリーズに似ているとも言えるが、マチェーテはセガールのように硬派ではないので、やはりジェームズ・ボンド寄りのキャラクターだろう。要は、“無骨な007”というのがマチェーテの基本的キャラクターなのである。

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 そんなマチェーテが、これまでのファンを置き去りにして宇宙活劇の世界に身を投じていく、という本作、そして、(もし本当に制作されるのなら)次作は、とっくに呆れ果てていたファンを彼方に置き去り意気揚々と宇宙ステーションでゆるゆるのアクションを繰り広げていた『ムーンレイカー』を彷彿とさせる。また、『ムーンレイカー』が『スターウォーズ』の大ヒットを受けて浅はかに作られた作品である、ということもポイントだ。

 とはいえ、本作には見所もたくさんある。

 マチェーテと一戦交えようとする美女が服を脱ぐ瞬間に「3Dメガネを着用してください。」というテロップが流れ、なにやらぼやけた視界の内に肝心のセックスシーンが終わってしまう、というお遊びには笑った。

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 ロドリゲス監督作品『プラネット・テラー』でも、B級映画の“あるある”として、セックスシーンのフィルムだけが紛失されていて見ることができない、というシーンがあったが、あれも“映画でうまく遊んだ”秀逸な演出であった。

 他にも、豪華なゲスト出演者たちには目を見張る。黒幕を演じるメル・ギブソンは、完全なダース・ベイダーのパクリキャラを楽しげに演じているし、いくつもの顔を持つ暗殺者の一つのキャラとして登場するレディー・ガガも中々様になった演技を披露している。

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 結局のところはどうなんだろう。もともとこの『マチェーテ』シリーズは、ロドリゲスとタランティーノ共同企画『グラインドハウス』における嘘予告に出生の起源がある。つまり、こんなB級アクション映画の予告ってあるよね、とふざけていたところ、なんだかすごく周囲が盛り上がってしまったのでいっちょ作ってみました、というのが『マチェーテ』なのである。だから、本当は続編なんて作るつもりもなかったのではないかな。

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 冒頭で早々と前作のヒロインであるサルタナを退場させ、ぶっ飛んだ方向へと話を進めた本作の構成は、なんだか「悪いがな、俺たちの『マチェーテ』はもう終わってるんだ…!」というロドリゲスからのメッセージのような気がしないでもない。

点数:62/100点
 まぁ、実際のところは分からないけれど。案外ノリノリでこんなおふざけ映画を撮っているだけなのかもしれないし、このトンデモ映画の結末を筆者は個人的に是非観てみたい。

(鑑賞日[初]:2014.8.11)










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Tag:グロ注意 バカ映画 男には自分の世界がある 天の光はすべて星

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